夜明け烏 野口雨情 作詞
カホカホ啼くのは 明け烏
もう夜が明ける 夜が明ける
夜明けの海には 星一つ
お山の上にも 星一つ
夜明けのお星は もう見えぬ
もう夜が明ける 夜が明ける
夜明けにゃ 夜明けの 明け烏
カホカホ啼くから 夜が明ける
耕作百言
おそらくNationalityというものは、その人が意識的に
現はさうとして完全にあらはし得るものではありますまい
むしろNationalityは、意識を超越したもので、かりに現す
まいとしたところで、結局何らかの形に於いて現れて来る
ものなのでせう。
他國のInfluenceといふものは、決してさう急にその國の
國民性までを、變質させるものではないと私は信じている。