坂井 透 訳詩 クルミット 作曲

俺は村中で一番 モボだと言われた男

己惚れのぼせて得意顔 東京は銀座へと来た

 

そもそもその時のスタイル 青シャツに真っ赤なネクタイ

山高シャッポにロイド眼鏡 ダブダブのセーラーのズボン

 

吾輩の見染めた彼女 黒い瞳でポップヘァー

背が低くて肉体美 おまけに足までが太い

 

馴れ染めの始めはカフェー この家は私の店よ

カクテルにウィスキーどちらにしましょう 遠慮するなんて水臭いわ

 

言われるままに二、三杯 笑顔につられてもう一杯

彼女はホンノリ桜色 エッヘッヘしめたぞもう一杯