服部良一 作曲 サトウ ハチロー 作詞

君に貰ったこのパイプ 昼の休みの窓辺に寄れば

黒いパイプに青空うつる

 黒いパイプに青空うつる

過ぎし日曜と同じように どこからどこまで青い空

黒いパイプに思い出写る

 黒いパイプに思い出写る

 

君に貰ったこのパイプ 夕べさみしく小路を行けば

黒いパイプに夕日が照るよ

 黒いパイプに夕日が照るよ

煙うすれてたそがれて 塒へ帰るか鳥の影

黒いパイプに思い出照るよ

 黒いパイプに思い出照るよ

 

君に貰ったこのパイプ 夜のひととき静かに吸えば

黒いパイプにあかりがにじむ

 黒いパイプにあかりがにじむ

君は今頃何してる 便りを書こうと筆とれば

黒いパイプに思い出にじむ

 黒いパイプに思い出にじむ