関沢潤一郎 作詞 八洲秀章 作曲

むかしの夢の懐かしく 訪ね来たりし信濃路の

山よ 川よ また森よ 姿昔の儘なれど

何故にかの君 影もなし

 

乙女の胸にしのび寄る 啼いて淋しい閑古鳥

君の声かと立ち寄れば 消えて冷たく岩蔭に

清水ほろほろ 湧くばかり

 

過ぎにし夢と思いつつ 山路くだればさやさやと

峠吹き来る山の風 胸にやさしく懐かしく

明日の希望を囁くよ