55 かくれんぼ 野口 雨情 作詞
下駄に火がつく かくれんぼ でて来でてこ
でて来 かくれんぼ 鼻緒が燃える
下駄に火がつく 鬼さん留守だ
でて来 かくれんぼ かくれんぼ でて来
耕作百言
声に陰影をつける、といふことは、声の音色を如何に調節
するか、声の音色を如何やうに暈すかといふことである。
或は声楽に於ける彩色の方法と云へるかも知れない、またこれ
は絵画の上でいふNuanceと同意義である。