秋まつり 三木露風 作詞
たんぼの稲に 夕風 わたった
チロ チロ 虫が 黍の穂に 鳴いた
祭りの路に あかりが ついた
チラ チラ うごく あかりよ あかり
お客にまゐった 山の子は いくつ
三つに 五つ 負われて 来ました
耕作百言
歌謡の作曲に際して、單なる旋律以外に伴奏を必要とするのは
詩句以外の詩想との融合した藝術境を彷彿せしめんが爲である。