あけみの唄 原 阿佐緒 作詞
あけみかなしや いづこへ行く 酒場の花と ひとはいうが
酔うては醒める 酒のよな 恋はすまいぞ ひとが泣くもの
あけみかなしや いづこへ行く たまたま恋の まことを知り
抱いて死のかと 思うたが ひとの幸ゆえ 泣いてすてたよ
あけみかなしや いづこへ行く 今さらさらに 思う我が子
揺籃ゆりて 笑みし日を 恋いては泣くよ 母なればこそ
あけみかなしや いづこへ行く 恋にも世にも 敗れはてて
せめて子のため ながらえよ あゝ あゝ あけみいづこへ行くや